検査・予防・治療

病気の克服には、早期発見が重要になってきます。
早いうちに見つけて治療に踏み切れば身体への負担も小さくなるし、生存率も高まるからです。
メタボリックシンドロームも同じで、早期の発見と治療が悪化を防ぐ唯一の手段なのです。
メタボのための検査や治療法などについて解説していきます。

メタボリック検診の重要性・メタボ治療の基本とは?

メタボリックシンドロームは、原因の多くを生活の不摂生に求められる疾患です。
しかし、不摂生な生活と言うものは比較対象が合って始めて認識できるものであると言えます。

そのため、自分の生活を疑える環境に居ない人は発症に気付かないこともしばしばです。
そのため、メタボ治療では客観的な視点と専門的な知識を持つ医師によるメタボリック検診が重要な意味を持っています。

メタボリック検診について

メタボリックシンドロームへの検診は2008年4月から義務化され、公的健康保険に加入している人は保険を利用して低額の自己負担で検査を受けられます。

一部自治体では自己負担額を肩代わりするサービスを行っていて、無料で受けられる場合もあるので役所などに問い合わせてみると良いでしょう。

メタボリック検診では、体重・腹囲などの身体測定による内臓脂肪測定と血液検査よる血糖値やコレステロール値の測定、血圧検査などメタボに関わる要素の検査を行います。

検診でわかること

メタボリック検診は、医師の専門的知識や精度の高い血液検査などの医学的見地からの検査で自己診断よりも正確にメタボかどうかを判定できます。

それに加えて健康診断と並行して検査することが出来るため、メタボリックシンドローム以外の疾患の発見も難しくないのが利点です。

社会人ならば年に一度は健康診断を受けることはある意味義務といえるので、メタボの診断と合わせて健康診断を受けると良いでしょう。

メタボ治療について

検診でメタボ予備軍またはメタボ発症済みと診断された場合、直ちに予防または治療に踏み切る必要があります。

メタボリックシンドロームを改善・治療するにはどのような方法が最適なのでしょうか?

基本はダイエット

メタボリックシンドロームの発症条件は内臓脂肪型肥満を前提としています。

つまり、メタボ治療では肥満の解消を行う必要があると言えます。

肥満の解消には、ダイエットが有効ですが民間療法的な方法ではなく、医学的に推奨される方法でダイエットを進めていくことになります。

食事療法

肥満の原因となる体脂肪は、消費し切れなかった糖分や炭水化物などのカロリー源を貯蔵することで発生します。
つまり、食事の段階でカロリーを控えていれば体脂肪の発生を抑えられることになります。

メタボ治療での食事療法では、糖分と油分を控えタンパク質をしっかり摂る低カロリー高たんぱくメニューが基本となります。

これに加えて、噛む回数を増やす指導で満腹感を満たし、間食を控えさせていきます。

運動療法

食事療法でカロリー摂取量を抑えても、消費量が少なければ脂肪の発生を抑制できません。

メタボ治療には食事療法と合わせて運動療法を行なうことが必要不可欠です。
メタボ治療の運動療法では、筋肉を鍛えることよりも有酸素運動による脂肪の燃焼に重点をおきます。

実際にはウォーキングや踏み台昇降運動など、手軽で長時間行える種類の運動が良いでしょう。